「嵐」328億円、「アイマス」276億円!アイドルやゲームの経済効果
2019年2月1日 13:52
アイドルグループ「嵐」の休止活動を受け、「支出喚起力ランキング」が話題となっている。
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これは、博報堂DYメディアパートナーズと博報堂の共同研究プログラム「コンテンツビジネスラボ」が実施している「コンテンツファン消費行動調査」に含まれるもので、コンテンツビジネスラボによる独自指標を元に、市場規模などを算出している。2018年版によると、「支出喚起力」1位は「嵐」の328億円、続く2位が「アイドルマスターシリーズ」の276億円、3位の「ラブライブ!」が273億円の経済効果を持つことが分かった。
■上位はジャニーズやゲームが独占!
1月27日、アイドルグループ「嵐」が2020年いっぱいで“活動休止”すると発表したことで、さまざまなメディアでは「嵐」がもたらした影響力や活動内容を紹介した。なかでも、フジテレビ系列の情報番組などで取り上げられた「支出喚起力ランキング」が大きな話題となっている。
「支出喚起力ランキング」は、わかりやすく言えば“ファン商売の経済効果ランキング”だ。番組では「嵐」が活動休止をすることで起きる“経済損失”の目安として、この「支出喚起力」を紹介。2018年版(2018年10月発表)によると、1位の「嵐」は328億円もの経済効果を生み出すグループのため、“活動休止”後はおおよそこの額が経済損失となるわけだ。
同時に多くのユーザーを驚かしたのが、ランキング上位に「アイマス」や「ラブライブ」、そして「刀剣乱舞」などのゲーム関連が占めたことである。2位の「アイドルマスターシリーズ(通称アイマス)」は276億円、3位の「ラブライブ!」は273億円と、「嵐」と共にジャニーズの看板である4位「関ジャニ∞」の209億円より上位だ。また「嵐」と「関ジャニ∞」の他に、女性ファンが多い「刀剣乱舞」が5位で150億円をたたき出しているのも興味深いだろう。
他にも“そのコンテンツが1年間に到達できる人数を表す指標”を示す「リーチ力」では、2016年に新海誠監督によるアニメ映画が公開された「君の名は。」が1,507万人と、2位「名探偵コナン」893万人の倍近くの集客力により、1位となっている。(記事:高塔・記事一覧を見る)