AppleのグループFaceTimeに不具合、応答していない着信側の音声などを発信側で受信可能
2019年1月31日 16:32
headless曰く、 iPhoneなどで利用できるビデオ通話機能「グループFaceTime」で通話相手が応答しなくてもマイクからの音声を聞いたり、カメラからの映像を見たりできるバグが発見されたそうだ(9to5Macの記事1、記事2、Mac Rumors、Axios)。
Appleは既にグループFaceTimeのサービスを一時停止しているが、バグの再現方法としては、FaceTimeでビデオ通話の呼び出し中に自分の電話番号をグループに追加するというものだ。これにより、双方の端末で互いの音声が聞こえるようになる。さらに着信側がiPhoneの場合、電源ボタンやボリュームボタンを押すと音声はミュートされるものの、着信側カメラの映像が発信側に表示されるという。発信側が2台の端末を使って着信側カメラの映像を見る方法も発見されている。
グループFaceTimeの機能はiOS 12.1以降およびmacOS Mojaveで利用できる。Appleはこの問題を修正したアップデートを今週中に提供するとのことだ。