日本郵便、2018年の郵便物は1.0%減 ゆうパックは10.8%増
2019年1月29日 09:36
日本郵便の発表によると、2018年12月に引き受けた郵便物の数が前年同月比3.3%となるなど、2018年の1年間で引き受けた郵便物の数が前年比1.0%減とわずかに減少したものの、ゆうパックは前年比10.8%増と二桁増だったことが分かった。
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■12月の郵便物は3.3%減
28日、日本郵便が2018年12月期における引受郵便物等物数を発表した。総数は前年同月比3.3%減の16億1,675万7,000通だった。このうち、普通郵便などの郵便物は同2.7%減の12億2,292万3,000通、ゆうパックなどの荷物は同5.1%減の3億9,383万5,000個となっている。
■ゆうパケットは31.9%増
荷物のうち、ゆうパックは同5.8%減の1億69万1,000個、ゆうメールは同4.8%減の2億9,314万3,000個だった。ただし、ゆうパックに含まれ、2016年10月にサービスを拡充したゆうパケットは同31.9%の3,292万4,000個と大きく伸びている。
■2018年のゆうパックは10.8%増
2018年の累計では総数が前年比1.0%減の146億7,233万1,000通。このうち、郵便物は同2.1%減の112億5,806万3,000個、荷物は同2.9%増の34億1,426万9,000個だった。また荷物のうち、ゆうパックは同10.8%増の7億2,700万1,000個(うちゆうパケットは2億6,368万個、前年比39.7%増)で、ゆうメールは同0.9%増の26億8,726万7,000個となっている。(記事:県田勢・記事一覧を見る)