ネスレ、プラスチック廃棄物への取り組み加速 プラスチック製ストロー全廃
2019年1月25日 23:34
headless曰く、 ネスレは15日、プラスチック製ストローの全廃などプラスチック廃棄物への取り組みを加速することを発表した(プレスリリース、日本語版プレスリリース、全文PDF、SlashGear)。
ネスレは2025年までに包装材料を100%リサイクル可能またはリユース可能なものに置き換える計画を昨年4月に発表しており、今回の発表はこの計画を具体化するものとなる。
プラスチック製ストローの廃止は2019年2月に開始し、紙など代替材料を使用したストローへの置き換えや、廃棄物を減らす革新的なデザインを適用するという。その他の製品でも紙包装やプラスチックを使用しない包装を展開するほか、ネスレウォーターズ製品ではボトルの再生PET含有量を2025年までに増加させていくとのこと。
このほかネスレではリサイクル可能な紙ベースの材料や生分解性/堆肥化可能なポリマーの研究に力を入れており、PureCycle Technologiesと共同で食品に利用可能なリサイクルポリプロピレンの研究も行っているそうだ。また、Danimer Scientificと提携し、ウォーター事業用の海洋生分解性およびリサイクル可能ボトルを開発したとのことだ。