【銘柄フラッシュ】クボテックが連日ストップ高となりトレイダーズHDは臨時総会の思惑で急伸
2019年1月17日 16:57
1月17日は、クボテック<7709>(東1)がストップ高の29.6%高となり、2日続けて東証1部の値上がり率1位。日証金が17日、同日午後の取引から信用取引規制を発動と発表したことを受け、信用売りの買い戻しが膨れるとの見方が増加したようで、次世代技術のフライホイール蓄電システムや非接触充電などに関する期待もある様子。
ドリームインキュベータ<4310>(東1)は後場一段高の12.9%高となり、16日に特化型SaaSとコンサルティングサービスを提供するスタートアップ企業への出資を発表しており、これが注目されたとの見方。
ベクトル<6058>(東1)は12.4%高となり、第3四半期決算は営業利益、純利益とも減益だったが売上高は47%増加しており、見直す動きが出てきたとの見方。2日続伸
大和自動車交通<9082>(東2)はグループ会社による固定資産売却に伴う特別利益の発表が注目されてストップ高の15.9%高。キクカワエンタープライズ<6346>(東2)は今3月期の大幅増収増益見込みへの期待再燃とされて13.9%高と一段高。
エコモット<3997>(東マ)はKDDI<9433>(東1)グループとの提携が注目されてストップ高の25.2%高。UUUM(ウ~ム)<3990>(東マ)は引き続き11日に発表した今5月期の通期業績見通しの増額修正が材料視されて4日続伸となり、日々上げ幅を拡大する好パターンも注目され、遂にストップ高の19.7%高。
トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は16日付で臨時株主総会に関する発表を行ったため憶測や思惑が渦巻き、株価が2ケタということもあり31.8%高。ヒーハイスト精工<6433>(JQS)は11日から4日続伸となり、この日ホンダ<7267>(東1)が「2019年Hondaモータースポーツ活動計画概要」を発表したことが材料との見方で日々上げ幅を拡大する好パターンとなり、遂にストップ高の29.1%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)