Google Chrome、不快な広告の非表示化を7月9日から全世界に拡大
2019年1月13日 20:31
Google Chromeではユーザーが特に不快と感じる広告を昨年から北米と欧州で非表示化しているが、7月9日には対象を全世界に拡大することが発表された(Chromium Blogの記事、The Registerの記事、The Vergeの記事、VentureBeatの記事)。 非表示化されるのはオンライン広告を良くするための業界団体Coalition for Better AdsのBetter Ads Standardsに従わない広告で、北米と欧州では昨年2月に有効化された。目的は広告の非表示化ではなくWebを良くすることであり、Googleは非表示化の対象となる広告を掲載するWebパブリッシャーに対しては事前に通知を送っていた。 その結果、北米と欧州では1月1日時点でBetter Ads Standardsに従わない広告を掲載していたパブリッシャーの3分の2が広告を改善したという。また、Googleが確認した数百万サイトのうち、Chromeで非表示化される広告を掲載しているのは1%未満とのことだ。