HIS、19年GWの海外旅行予約は前年比3倍超え トップはホノルル

2019年1月13日 11:46

 エイチ・アイ・エスの発表によると、今年のゴールデンウィークが10連休となったことで、遠方を中心に海外旅行の予約状況が大きく伸びていることが分った。

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■前年比3倍超えの予約状況

 11日、エイチ・アイ・エスが2019年のゴールデンウィーク(4月27日~5月5日出発)における海外旅行の予約状況を発表した。1月9日時点における予約状況は全体では前年比の3倍超えとなり、いずれの地区も前年比2倍以上で推移しており、特にオセアニアは前年比で6倍、北アメリカは5倍、ヨーロッパは4倍と高めとなっているとのこと。また、昨年と比較して旅行期間は1日程度長めに、平均単価は2割増になっているという。

■伸び率トップはオーストラリアのケアンズ

 前年と比較して伸び率が最も高い旅行先は、オーストラリアのケアンズで前年比1082%増。以下、ニューヨーク(前年比688%増)、ロスアンゼルス(同678%増)、プーケット(同619%増)、バルセロナ(同614%増)と続いている。遠方の旅行先が大きく伸びている点については、「長期の休みであることが影響している」と推測している。

■旅行先トップ3はホノノル、台北、グアム

 総合予約者数で最も多いのは、前年も1位だったハワイのホノノル。以下、台北(前年順位:3位、以下同じ)、グアム(2位)、シンガポール(7位)、ソウル(6位)などとなっている。

 台北が前年3位から今年2位、シンガポールが7位から4位になったほか、パリが11位から8位、ケアンズが24位から10位に順位を上げている。一方、バンコクが前年4位から今年6位になったほか、釜山(プサン)が5位から7位に順位を下げている。また、2018年3月調査では6位の香港、8位の上海が10位以内には入っていない。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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