中国当局が再開した中国製オンラインゲームの認可、12月分は80タイトル
2019年1月4日 20:29
headless曰く、 中国・国家新聞出版広電総局(SAPPRFT)のWebサイトで12月29日、昨年3月から停止していた中国製オンラインゲームの新タイトル認可リスト2018年12月分が発表された(South China Morning Post、The Verge、Reuters、第一財経の記事)。
昨年3月までは毎月数百本のタイトルが認可されていたが、今回の認可は80タイトルにとどまる。また、大手のTencent(腾讯)やNetEase(网易)のタイトルが含まれないことも指摘されている。ただし、昨年3月までの認可リストでも両社は毎月数タイトル程度であり、認可のない月もみられる。たとえば、昨年3月の認可リストでは727タイトル中、パブリッシャー名または運営者名に「腾讯」が含まれるものは1タイトル、「网易」が含まれるのは3タイトルだった。
中国メディアの報道によると認可は申請順に行われているとのことで、両社のタイトルはまだ認可待ちの状態とみられる。Tencentは2018年第3四半期の決算発表で、15タイトルが認可待ちだと説明していたという。新タイトルの認可については先日、間もなく再開される見通しを中央宣伝部国家版権局副局長の馮士新氏が示していた。なお、SAPPRFTは3月の組織改編で国家広播電視総局(NRTA)に改称し、新聞・出版関連は国家版権局傘下の部署となっているが、ゲームの認可リストは引き続きSAPPRFTのWebサイトで公表されている。