マザーズ指数は大幅に3日続落、連日で年初来安値を割り込む、IPOポートの初値は930円/マザーズ市況
2018年12月25日 17:03
*17:03JST マザーズ指数は大幅に3日続落、連日で年初来安値を割り込む、IPOポートの初値は930円
本日のマザーズ指数は大幅に3日続落となり、前週末につけた年初来安値を連日で割り込んだ。24日まで続いた連日の米国株安や為替相場における円高進行のなか、個人投資家によるリスク回避の動きは一段と強まった。日経平均が節目の20000円を大きく割り込むなか、センチメント悪化は著しく、朝方に大きく売り込まれた後の下値拾いの動きも乏しかった。なお、売買代金は概算で1158.80億円。騰落数は、値上がり16銘柄、値下がり256銘柄、変わらず0銘柄となった。
値下がり率上位では、イオレ<2334>が大きく売り込まれたほか、データホライゾン<3628>やフェニックスバイオ<6190>も大幅安となった。売買代金上位では、指数インパクトの大きいサンバイオ<4592>やメルカリ<4385>が大幅安になったほか、UUUM<3990>、自律制御システム研究所<6232>、ミクシィ<2121>、そーせい<4565>が軟調。一方で、直近IPOのEduLab<4427>がストップ高水準まで買い進まれたほか、ALBERT<3906>、マネーフォワード<3994>、シェアリングテクノロジー<3989>も堅調。
なお、本日マザーズ市場に上場したリンク<4428>とベルトラ<7048>の初値はそれぞれ公開価格比で112.8%高、33.9%高となったほか、上場2日目のポート<7047>の初値は同比37.2%安となる930円となった。《SK》