ダイハツ、「コペン クーペ」を200台限定で発売 抽選も実施
2018年12月20日 17:08
ダイハツは、軽スポーツカーの「コペン クーペ」を200台限定で発売する。それにともない、「東京オートサロン2019」に出展したのち、2019年1月11日14:00から2月11日18:00までの間、専用WEBサイトにおいて、商談希望者の募集を開始することを発表した。
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■早い者勝ちではなく抽選なので慌てずに
「コペン クーペ」は、応募者が200台を超えた場合は抽選となり、販売台数は生産状況や商談結果によって、数台程度増減する場合がある。なお、抽選は2月中旬実施予定で、納車は2019年4月以降を予定している。
販売価格はCVT車が248万4,000円、5MT車が250万5,600円となり、ボディカラーのパールホワイトIIIは2万1,600円アップとなっている。
■ガラスハッチで実用性も
今回発売する「コペン クーペ」は、「東京オートサロン2016」に出展したコンセプトカーを商品化したもので、ベース車に選ばれたのは丸目ヘッドライトの「コペン セロ」。それをCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のハードルーフを装着した本格クーペスタイルとなっており、ルーフからリヤエンドまでが一体となった流麗なファストバックスタイルが特徴。さらに、開閉式のガラスハッチが備えられ、リアのカーゴルームが利用可能となる。
■カラーコーディネートは2種類
また、ボディカラーは「ブリティッシュグリーンマイカ」と「パールホワイトIII」の2種類があり、インテリアは、ブリティッシュグリーンマイカには「ベージュインテリアパック」、パールホワイトIIIには「ブラックインテリアパック」がセットされている。
■HKS製マフラーやサスペンションも用意
さらに、「コペン クーペ」はハードルーフ以外も特別な仕様になっており、スーパーLSD(MT車)を標準装備、MOMO製ステアリングやBBS製鍛造アルミホイールといったブランドアイテムが加わり、さらに低音域から中高音域への心地良いサウンドのHKS製マフラーや、高い運動性能と上質な乗り味を実現するHKS製サスペンションをディーラーオプションとして用意し、走りの楽しさも忘れていない。
■世界初!「曇りにくいフロントガラス eXeview」を採用
そして、極めつけはAGCが開発した「曇りにくいフロントガラス eXeview」を採用。フロントガラス内側の一部に吸水タイプ樹脂膜を特殊コーティングし、コート部が車内の空気中の水分を吸収することで、コート部の曇りや結露による光の散乱を防ぎ、クリアな視界を確保することで走行安全性を向上する。この装備、クーペスタイルのデザインに目を奪われ、目立たないが、なんと世界初の採用なのである。
オープンカーから本格クーペモデルへと生まれ変わったコペン クーペ。オープンカーが発売されると必ずクーペタイプが熱望され、その逆も良くある話。せっかくのコペンの売り物が台無しになるような気もするが、冬は寒いからクーペは売れるということだろうか。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る)