流出したクレジットカード番号 PayPay経由で使われる懸念
2018年12月18日 09:35
「20%還元キャンペーン」が話題になったキャッシュレス決済サービスPayPayだが、第三者が不正に入手した他人のクレジットカード番号をPayPayに紐付けて不正利用するという被害が出ているという(情報科学屋さんを目指す人のメモ、ITmedia)。
PayPayアプリでのクレジットカードの登録時にはカード番号および有効期限、セキュリティコードの登録が必要となるが、セキュリティコードを間違えてもロックなどの対応が行われないため、総当たり的な攻撃で不正に登録ができてしまう可能性があるとの指摘がある。あるAnonymous Coward曰く、
セキュリティコードを何度間違えてもロックがかからないということは、カード番号も自動生成で総当たりできるということ。例えばvisaならば前6桁は発行元により固定で、生成するカード番号は残り9桁となる(残り1桁はチェックディジット。ロック機構が無ければこれも無意味)。つまり9×60(有効期限5年×12)×999の約53万回、チェックディジットを含めても530万回の試行で他人のカードが登録できてしまう。
PCや今のスマホでも一日あれば突破できてしまうが、これからどうなるのだろうか。