『記憶屋』山田涼介主演で実写映画化 “記憶”をめぐる感動のヒューマンラブストーリー
2018年12月18日 09:29
織守きょうやの小説『記憶屋』が実写映画化。山田涼介主演、平川雄一朗監督で、2020年に公開される。
■ベストセラー小説を実写映画化
『記憶屋』は、第22回日本ホラー小説大賞<読者賞>を受賞し、刊行以降累計35万部を越え、「泣けた」「感動した」などの絶賛口コミが殺到した織守きょうやの小説。人々が持つ「忘れたい記憶」と「忘れたくない記憶」の中の、想いや切なさに焦点を当てた、「記憶」をめぐる感動のヒューマンラブストーリーが描かれている。
■ストーリー
人の記憶を消せる記憶屋っていう人がいるらしい―。 大学生の遼一は、年上の恋人・杏子と幸せな日々を送っていたが、プロポーズをした翌日から連絡が取れなくなってしまう。そして、数日後に再会できた杏子は、遼一の記憶だけが無くなっている杏子だった。
遼一はにわかには信じることができなかったが、都市伝説的な“記憶屋”のことを知り、大学の先輩で弁護士の高原に相談し、杏子が記憶を失った原因を探すことに。幼馴染の真希や高原の助手・七海らとともに調べていくと、遼一は人々の中にある「忘れたい記憶」やその奥にある想いなどに触れていくことに。そして、その先には彼らの運命を大きく変える真実があった―。
■山田涼介主演&芳根京子、蓮佛美沙子、佐々木蔵之介出演
主人公の吉森遼一を演じるのは、Hey! Say! JUMPの山田涼介。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』や『鋼の錬金術師』といった映画作品にも出演し、アイドルとしてだけでなく、俳優としても幅広く活動している。『記憶屋』では、愛する人が自分だけの記憶を失った事実に戸惑いながら、消えた記憶の真実に触れる、等身大ながら繊細なキャラクターに挑む。
遼一の幼馴染・河合真希役は、『累-かさね-』の芳根京子。幼馴染として遼一と一緒に記憶屋探しを手伝い、一番近くで彼を支えるが、実は遼一への想いを胸に秘める切ない女性を演じる。
その他、遼一の元恋人・澤田杏子役は蓮佛美沙子が、遼一の大学の先輩で弁護士の高原智秋役は、佐々木蔵之介が演じる。主演の山田涼介にとって、芳根・佐々木とは初共演、蓮佛とは『鋼の錬金術師』以来の共演となる。
■『僕だけがいない街』の平川雄一朗が監督に
監督は、映画『ツナグ』『僕だけがいない街』『春待つ僕ら』、ドラマ「JIN-仁-」などを手掛けた平川雄一朗。見る人の心の琴線に触れるヒューマンドラマを丁寧に描き出す。
■詳細
『記憶屋』映画化公開時期:2020年監督:平川雄一朗脚本:鹿目けい子、平川雄一朗出演:山田涼介、芳根京子、蓮佛美沙子、佐々木蔵之介原作:織守きょうや「記憶屋」(角川ホラー文庫刊)