【銘柄フラッシュ】ホロンや宮越HDなど米中の緊張緩和の恩恵を受ける銘柄が活況高
2018年12月12日 16:41
12月12日は、東証1部の値上がり率1位に宮越ホールディングス<6620>(東1)が入り、中国で大都市の再開発などを行うため、北米で逮捕されていた中国・華為技術(ファーウェイ)の幹部の保釈が決定と伝えられ、米中の緊張が緩和に向かう期待を受けて11時前にストップ高の15.3%高となり、後場はストップ高買い気配で推移。
テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東1)は2日続けて大幅高の12.9%高となり、いちよし証券がフェアバリューを時価の6割高の3600円に設定と伝えられたことを契機に業績拡大基調が再評価されたとの見方。
テンポイノベーション<3484>(東1)は米中緊張の緩和期待が出てきたため、華僑資本による飲食店舗需要が回復する期待などが言われて急反発し13.8%高。
ビットワングループ<2338>(東2)は仮想通貨相場の下落基調を受け、12月に入って高かった日が一日しかなかったが、全体相場の大幅な反発を受けて反発し16.9%高。プレミアムウォーターホールディングス<2588>(東2)は天然水の配送コスト見直しが想定以上に進んでいるのではないかとの見方が言われて大きく出直り11.4%高。
オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は11月中旬から新株予約権の行使完了を材料に急伸した相場の二段上げ開始との見方で17.4%高となり高値を更新。テックポイント・インク<6697>(東マ・外国株)は11日の取引終了後に「米中貿易摩擦に関する当社の状況につきまして」を発表し、重大な悪影響が発生することは予想していないとしたことなどが注目されてストップ高の17.4%高。
ホロン<7748>(JQS)は中国や台湾で展開するため米中関係の緊張緩和期待銘柄のひとつとされて急反発し22.3%高。ケイブ<3760>(JQS)はストップ高の15.7%高となり、筆頭株主にKeyHolder(キーホルダー)<4712>(JQS)が就く資本業務提携が注目され急伸となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)