Google、設定ミスで「黄色い画像」を誤って高単価の広告として配信
2018年12月10日 22:38
12月3日、インターンとしてGoogleで働いていたスタッフが研修で広告関連システムの操作を行っていた際に誤って高単価で広告枠を購入してしまうミスが発生したという。その結果、Googleの広告配信システムを採用している米国やオーストラリアのWebサイトの広告枠に単なる黄色の画像が大量に配信されたようだ(iPhone Mania、BBC)。
Google経由で販売される広告では、設定された単価が高額なものほど優先的に表示される。今回誤って設定された広告の単価は1000回の表示あたり(CPM)270ドルと、一般的なWeb広告の単価と比べて大幅に高額に設定されていたため、多くのサイトで優先的に表示されてしまったようだ。この設定は45分ほどで修正されたとのことで、Googleは広告を表示したサイトに対しきちんと支払いを行う方針とのこと。