平成最後となる様々な「今年の○○」 食・自動車編
2018年12月9日 19:44
今年の『新語・流行語大賞』が発表され、平昌オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子の『そだねー』が年間大賞に選ばれた。
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2018年も残すところわずかとなり、「平成」最後の年末に向け、この1年を代表する様々なものが発表されている。その中から、いくつか注目の「今年の○○」を、数回に分けながら紹介したい。
■今年の世相を反映する「食」の一品とは?
飲食店のweb情報サイトを運営する「ぐるなび」などは12月6日、今年の世相を最も反映する"食"の1品を選ぶ『2018年 今年の一皿』を発表。選ばれたのは、「鯖(さば)」だった。多くの災害に見舞われた年となったことから、防災意識の高まり、缶詰など「非常食」に関心が集まったことに加え、おしゃれなデザインの「プレミアム鯖缶」などにより女性たちの注目が集まったことなどが、選定理由となった。
鯖は血液サラサラ効果があると言われるEPA(エイコサペンタエン酸)、頭の働きがよくなるとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれているため、健康効果も期待できる食材だ。
準大賞には、麻婆豆腐など花椒(ホアジャオ)を使用した刺激を感じる「しびれ料理」、ノミネートの2品には、原料や製法にこだわりぬいた「高級食パン」と、輸入品と違い皮ごと使用できる「国産レモン」が選出された。
■日本を代表する「今年のクルマ」は?
12月7日、『第39回2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー』に「ボルボXC40」が選ばれた。ボルボが選ばれたのは2期連続、輸入車の受賞も2期連続となった。受賞理由には、日本の道路環境に合ったスタイルや走行の快適性、上質な北欧デザイン、収納スペースなどが挙げられた。
この賞はモータージャーナリストらによる選出で、2017年11月1日~2018年10月31日までに発売または発表され、年間販売台数が500台以上見込まれている乗用車が対象だ。
2位には『トヨタ カローラ スポーツ』、3位に『フォルクスワーゲン ポロ』が選出されているが、1・2位と3位以降では100点以上の差が開いていた。(記事:高塔・記事一覧を見る)