【銘柄フラッシュ】大和自動車が連日急伸しフジタコーポは大きく出直る

2018年12月7日 07:14

 12月6日は、東証1部の値上がり率1位がデジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>(東1)の7.9%高となり5日続伸。ラジオNIKKEI第1「この企業に注目!相場の福の神」の11月27日放送分に同社の市川社長が出演したとのことで、全体相場が再び大幅安となった中で最高益更新基調の好業績などが注目し直されたとの見方。

 2位は中広<2139>(東1)の6.6%高となり、地域新聞社<2164>(JQG)株式の売却益の追加計上を12月3日付で発表しており、今3月期の業績見通しについて、「今後の売却予定数とともに現在精査中」としたため注目が劣りえない様子。

 3位はワタベウェディング<4696>(東1)の5.8%高となり、11月下旬、ベトナムのダナンに現地法人を設立し店舗オープンの計画を発表したことなどが言われて急反発。

 大和自動車交通<9082>(東2)は2日続けてストップ高の27.2%高となり、引き続き台湾のタクシー最大手との相互配車アプリサービス開始が材料視された。やまみ<2820>(東2)は5.3%高となり、米中間の緊張や貿易摩擦が再燃すれば国際大豆市況の値下がり要因になるとされ、同社にとっては原材料価格に有利との見方があった模様。

 フルッタフルッタ<2586>(東マ)は台湾の大規模商業施設に出店と伝えられストップ高の18.7%高。キャンデイル<1446>(東マ)は株主優待制度の新設導入が好感されてストップ高の15.8%高。ピクスタ<3416>(東マ)は地域の魅力を伝えるWEBメディア「たべごと」との連携が注目されて急反発し5.4%高。

 フジタコーポレーション<3370>(JQS)は29.0%高と再び大きく出直り、エボファンドなる投資ファンドの大量保有報告書により保有割合が減少と3日に伝えられており、売り圧迫が軽減との見方があった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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