小田急、グローバルサイトにフランス語を追加 6言語対応に
2018年12月5日 16:34
小田急電鉄は5日、グローバルサイト内に、フランス語版ページを新設した。これにより、同サイトは全部で6言語(英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・タイ語・フランス語)対応となる。
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2017年のフランスからの訪日旅行者数は26万8,605人と前年に比べ6.0%の増加となり、堅調な伸びを示している。政府としても訪日外国人の誘致に関しては積極的だ。また、小田急旅行センターのフランスからの利用者数についても、2017年度は前年比42.8%増とこちらも大幅に増加しており、今後も訪日旅行者数の増加が見込まれることから、今回フランス語を追加することとなった。
世界的に見てもフランス語を使用する人々はフランスだけにとどまらず、アフリカ諸国を中心とするフランス語圏という大きなくくりで見れば、その使用者の多さは世界のトップ10言語に入る。
小田急電鉄は2018年2月、フランス・パリに駐在員事務所を開設しており、フランスをはじめとする欧州各国での情報収集と情報提供をすでに開始している。今回グローバルサイトのフランス語版ページを開設することによって、フランス国内での同社沿線の観光エリアと商品・サービスのアピール向上に努め、フランスおよびフランス語圏からの誘客を強化したい意向だ。
フランス語版ページは、パソコンをはじめ、スマートフォン、タブレットに対応し、サイトコンテンツは主に交通情報をはじめ、アクセスやロマンスカー、企画乗車券、沿線観光地、企業・IR情報ほか、グローバルサイト全般で取り上げるものとなっている。(記事:M_imai・記事一覧を見る)