TVアニメ『アニマエール!』第8話「せんぱいとあたし」【感想コラム】
2018年12月5日 12:32
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
第8話、ついにやってきました。赤髪のあの娘、もとい牛久さんが本格的に登場しましたよ!
前回の最後はチア同好会にカチコミをしたところで終わっていましたが、いよいよですよ。『アニマエール!』第1話からその存在はチラチラ見えていましたし、OP・EDには登場していたので出てくることはわかっていましたが、やはり嬉しいですね。
物語のなかに5人が揃った、そして牛久さんが本格登場した第8話、早速見てゆきましょう!
このページの目次
1 牛久さんとひづめの関係2 振付を考えて猛練習!3 チア同好会を覗き見る影…?4 不意のアクシデント!5 やっと揃ったね!6 アニメ『アニマエール!』第8話「せんぱいとあたし」の感想
■牛久さんとひづめの関係
前回、チア同好会に接触した牛久さんですが、何故かひづめのことを「先輩」と呼んでいましたね。牛久さんとひづめ、同じ学年で同い年のはずなんですけど、どういうことなんでしょうか?
「先輩」という呼び方に関してはこはねたちも頭に「?」を浮かべていました。「年上なの?」「もしかしたら、留年?」「浪人かも?」とさまざまに憶測が膨らんでいましたね。確か、ひづめって学年首席でしたよね?
いろいろな憶測が飛んだ2人の関係ですが、実はひづめが前にいたチームに牛久さんも加入しており、ひづめより後からチームに加入した牛久さんが一方的に「先輩」と呼んでいるようです。やっと2人の関係がわかりましたね。
■振付を考えて猛練習!
今回、またもやバスケ先輩から応援の依頼がありました。以来の内容は、県大会に出場したバスケ部の応援とハーフタイムのパフォーマンスでした。
というわけで、今回もパフォーマンスに向けて練習をする4人。はじめの頃はメンバーを集めることもできなさそうだったのに、今では同好会を設立し、定期的に依頼がもらえているんですから、何だか感慨深いですよね。
バスケ部の応援に向けて練習をする4人ですが、今回はパフォーマンスの振付を自分たちで考えてみることになりました。各々が思い思いに振付を考えていましたが、宇希は本当にこはねのことが好きですね(笑)
頭のなかで踊る人をイメージして振付を考えると思い浮かびやすいというひづめのアドバイスがあったとはいえ、宇希はこはねのこと考えすぎでしょ! いやね、確かにこはねはかわいいですし、宇希の気持ちもわからなくはないですけどね。
宇希にイメージされまくっているこはねは、虎徹と一緒に処理落ちしていました。頭から湯気を出す2人がとてもかわいかったです。
■チア同好会を覗き見る影…?
みんなで考えた振付を練習する4人。こはねの指導をするひづめの声が響き渡っていましたね。宇希と虎徹も一所懸命に練習をしていたのですが…
2人は気づいてしまいました。練習を覗く人影に!
その人影は赤色が目立っており、日に日に堂々と練習を覗くようになっていました。練習を覗く当人は気づかれていないと思っているのでしょうが、モロバレです(笑)
これまでのお話でもチア同好会を覗いたり、尾行したりしていましたが、今回はすごかったです。だって、宇希と虎徹にバレていましたから!
■不意のアクシデント!
チア同好会の練習を影から覗き続けた牛久さんは、パフォーマンス前日に宇希に接触を図ります。「屋上に来られたし」という果たし状のような手紙を受け取る宇希。手紙の字体が「呪」な感じでしたね。
屋上で2人が話し合っている途中、思わぬアクシデントが発生!
足元の水たまりで足を滑らせた牛久さんをかばおうとした宇希が、牛久さんの下敷きになってしまったのです。咄嗟に体が動いてしまうところが面倒見の良い宇希らしいですね。
宇希のおかげで牛久さんは無事だったのですが、宇希が足をくじいてしまいました。明日に控えているパフォーマンスへの出場ができなくなってしまいました。
本番は3人でやることになってしまうのかと思われましたが、チア経験者の牛久さんが責任を取る形で一緒にやってくれることになりました。思わぬ形ではありましたが、これで牛久さんがチアをする姿を見ることができるんですね!
■やっと揃ったね!
いよいよ本番。宇希に代わって牛久さんがユニフォームを着てパフォーマンスに臨みます。
ちなみに、牛久さんのユニフォームは普段宇希が使用しているものでした。ユニフォームのサイズ感を聞かれたときに出た牛久さんのつぶやき「ちょっと胸のとこが…」にいろいろな妄想を膨らませた紳士のみなさまも多いのではないでしょうか?
足をくじいたことで出場できなくなった宇希は、4人のサポート役に徹していました。キビキビと動く宇希。ドリンクを渡したり、タオルを用意したりととても気が回っていましたね。
そんな宇希が自身のことを「お嫁さんみたい」と思っていたのがとってもキュートでした。その後に「マネージャーな!」と言って照れ隠しをするところも最高でした。素晴らしい!
パフォーマンスでは、1人1人の動きに個性が出ているのが良かったですね。たとえば、本編中でも言及されていましたが、牛久さんのチアは動きがダイナミックで華やかでしたね。1つ1つの動作にキレと力強さがあったので、とても目を引きました。
牛久さんとは異なるチアをしているように感じたのはこはねですね。こはねの動きはふんわりやわらかで、軽くて羽みたいな印象を受けました。とにかく、動きが軽やかでふわふわしているんです。そして、何よりも楽しそうにチアしているのがイイですよね。
ちょっとずつ動きをずらしたり、動作から感じる印象を違ったものにしたりしているところに作画スタッフの熱意を感じました。
これまではひづめのことを思ってチア同好会を批判していた牛久さんも、一緒にチアをしたことでひづめが心から楽しんでチアをやっているということに気づきました。前にいたチームのときからひづめのことだけを見続けていた牛久さんだからこそ、ひづめの変化はより顕著にわかったんです。実際、ひづめの表情はどんどん良くなっていますしね。
そして、自分もひづめと、チア同好会のみんなとチアをやっていたいと思ったんですよ。尊敬する先輩を変えることはできなかった。だけど、ただ見つめるだけではなく、同じ景色を見ていたい。その想いを乗せた情感たっぷりのチアは素晴らしかったですね。
パフォーマンスは無事に終了し、バスケ部も勝利!
そして、牛久さんもチア同好会に入ることになりました!!!
ついに! 5人全員揃いましたね!
■アニメ『アニマエール!』第8話「せんぱいとあたし」の感想
今回はこれまでいろいろな場面でチラチラと登場していた牛久さんが本格登場した回でした。牛久さんを待っていた原作ファンの方や、公式サイトを閲覧して牛久さんが気になっていた視聴者の方にとっては待望の回になったことでしょう。
第8話でチア同好会に入ることが決まったからか、EDの映像も少し変わっていましたね。これまではこはね、ひづめ、宇希、虎徹の4人が主に登場するED映像でしたが、今回放送されたEDでは牛久さんもしっかり登場していましたね。
いずれ5人バージョンの映像になったEDが見られるとは思っていましたが、やっとですね。第8話まではOPも4人バージョンのものが放送されていましたが、次回放送の第9話からは5人バージョンが見られそうですね。OP・EDも完全版となり、いよいよ5人の物語がはじまるんですよ!
また、チア同好会のメンバーが5人になったということは、同好会から部に昇格できますよね? そのあたりの話も描かれるのかなーと思うと、さらに先の展開が楽しみになりますね。
次回の放送はどんなお話が見られますかね?
楽しみに待ちましょう!
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(あにぶ編集部/タングステン)
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