沖縄最大級の新商業施設、名称が「サンエー浦添西海岸パルコシティ」に
2018年12月4日 20:29
パルコと沖縄県の地場スーパー・サンエーが設立したサンエーパルコは4日、沖縄県浦添市西洲で開業準備を進めている沖縄県最大級の商業施設名を「サンエー浦添西海岸パルコシティ」とすることを明らかにした。約6万平方メートルの売り場面積に約250店が出店し、2019年夏にオープンする。
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名称は1950年の創業以来、沖縄県で小売り事業を展開してきたサンエーの社名と、浦添市の新しい街として発展が期待される浦添西海岸エリア、パルコが持つ高い感性をミックスして命名された。
施設は、沖縄本島全域からアクセスが良好な沖縄西海岸道路沿いの約8万5,000平方メートルの敷地に整備される地上6階建てで、うち1~3階が商業ゾーンとなる。2階にはフードコート、3階にはレストランゾーンを設ける。駐車場は約3,800台分を用意するが、うち約2,800台分を天候の影響を受けない屋内駐車場にする。
出店する店舗約250店のうち、沖縄県初出店の店を約80店集める。現在、出店が決まっている店舗のうち、沖縄県初出店となるのは、マタニティ・ベビー用品の「アカチャンホンポ」、ベーカリー&カフェの「リトルマーメイド」、シネマコンプレックスの「ユナイテッド・シネマ」、博多ラーメンの「一風堂」、グローバルファッションブランドの「ZARA」、セレクトショップの「アーバンリサーチドアーズ」など。
このほか、東急ハンズが2,100平方メートルの売り場を持つ店舗を出すのをはじめ、無印良品、エディオン、マツモトキヨシ、ABCマートグランドステージ、叙々苑などの人気店も出店、ファッションから生活雑貨、飲食、家電、食品など幅広い商品を充実させる。
浦添市は人口11万4,000人。隣接する那覇市のベッドタウンとして人口が急増しており、2005年の「バークレーズコート」開業以降、3つの大型商業施設が相次いでオープンし、顧客獲得競争が激化している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)