JAL、シアトル便就航で拡大のアラスカ航空とのコードシェア便を販売開始
2018年12月4日 20:20
JALは3日、2019年3月31日より拡大するシアトルからのアラスカ航空とのコードシェア便の販売を開始した。
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JALは、アラスカ航空が本拠地としているシアトルに、2019年3月31日より成田~シアトル路線を開設する。これに合わせて、現在はロサンゼルスやサンフランシスコを中心に18地点で行っているコードシェアについて、シアトルからの38地点を新たに追加する予定だ。
JALの成田・シアトル路線の機材にはボーイング787-8型機を使用、エコノミークラスとビジネスクラスが設定され、毎日運行される予定。日本国内からや、アジア各地からの乗継ぎにも便利なように、成田発は18時と夕刻の時間を設定。シアトル着は11時、シアトル発便は、14時20分発、成田着16時30(翌日)となっている。
今回の路線開設に伴い、JALの北米西海岸路線は、バンクーバー、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、ラスヴェガスに次いで6路線目となる。シアトルは、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコそしてラスヴェガスに次いで米国主要都市で5番目に需要の大きな都市である。
シアトルには、ネット通販のアマゾンや、世界最大のコンピューター・ソフトウエア会社のマイクロソフトが本拠を置き、ニンテンドー・オブ・アメリカもシアトル近郊のレドモントに本拠地を置く。
サンフランシスコのサンタクララ・サンノゼが「シリコンバレー」と呼ばれるのに対して、シアトルは「シリコンフォレスト」とも呼ばれている。日本企業も多く進出しており、日本を始めとする東南アジアからも多くの需要が見込まれる路線だ。また、日本の神戸市とも姉妹都市の関係にある。
JALは太平洋路線において、アメリカン航空との間でコードシェア便の運航や、共同運賃の販売、共同マーケティング、共同サービスの分野でも一体的な路線運営を行っている。
今回のアラスカ航空とのコードシェア路線の開始により、JALの北米における利便性は益々拡充されることになる。(記事:kan1713・記事一覧を見る)