スターバックス、米店舗のWi-Fiにポルノブロック機能を導入へ

2018年12月1日 23:22

スターバックスが来年から米店舗のWi-Fiにコンテンツフィルターを導入し、ポルノや違法コンテンツの閲覧をブロックするそうだ(The Vergeの記事Business Insiderの記事The Next Webの記事)。 スターバックスは2016年、米NPOのEnough Is Enough(EIE)の要請に対しポルノコンテンツのブロックを検討すると回答していたが、2年以上経過した現在もポルノ閲覧を禁じるのみでブロックは実施されていないという。そのため、EIEではスターバックスが約束を破ったと批判し、11月20日から署名キャンペーンを開始。1週間ほどで目標とする5万人の半数を超える署名を集めていた。 一方、スターバックスでは2年の間に複数のコンテンツフィルタリング技術をテストしていたといい、ようやく適切なソリューションを特定できたので2019年から米店舗での導入を順次開始する、とBusiness InsiderやThe Vergeに伝えたとのこと。現在のところスターバックスからの公式な発表は出ていない。 EIEが「National Porn Free Wi-Fi」キャンペーンを開始したのは2014年。2016年にはマクドナルドがEIEの要請に応じてコンテンツフィルターを導入するなど、大手ファーストフードチェーンの多くが店舗のWi-Fiでポルノコンテンツをブロックする中、スターバックスは大きく出遅れていた。

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