AWS LambdaがCOBOLをサポートしたことが話題に
2018年12月1日 15:28
あるAnonymous Coward曰く、 Amazon.comの「Amazon Web Services(AWS)」ではさまざまなクラウドサービスが提供されているが、その1つである「AWS Lambda」にてCOBOLが利用できるようになったことが話題になっている(AWS News Blog、Publickey、DevelopersIO、Togetterまとめ)。
AWS Lambdaは小規模なプログラムをAWSのインフラ上で実行できるサービスで、リクエストやイベントをトリガとして処理を実行する。今までAWS Lambdaで実行できるコードはNode.js、Java、Go、C#、Pythonの5言語に限られていたが、今回はここにRubyが追加されるとともに、「Custom Runtime」としてサードパーティによる言語の追加が可能となり、新たにC++、Rust、Erlang、Elixir、COBOL、PHPのサポートが追加された。COBOLのサポートはBlu Ageが提供する。
ネット上で特に話題となっているのがCOBOLの追加で、COBOL対応が発表されるとTwitterでは困惑の声とともにCOBOLがトレンド入りしたほか、会場内でも笑い声が上がったそうである。まさかのCOBOLシステムのAWS Lambda移行がやってくるのだろうか?
なお、AWS Lambdaでは実行できる処理内容に制約があるため、任意のプログラムをAWS Lambdaにそのまま移行できるわけではない。