任天堂、個人によるプレイ実況動画などの公開許容するガイドライン発表
2018年11月30日 23:27
任天堂が11月29日、「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を発表した。個人がゲームなどの映像やスクリーンショットを共有サイトに投稿したり、そこから収益を得る行為について、このガイドラインに従うかぎり著作権侵害を主張しないという内容となっている(ITmedia、4gamer、ファミ通.com)。
ガイドラインの対象は「個人」かつ「営利を目的としない投稿」となっている。また、Facebookやニコニコ動画、YouTube、OPENREC.tv、Twich、Twitterのプラットフォームを使って投稿を収益化する行為についても認めている。
いっぽうで、「お客様の創作性やコメントが含まれない投稿や任天堂のゲーム著作物のコピーに過ぎない投稿はご遠慮ください」とあり、単にプレイ映像をそのまま投稿するような行為はNGのようだ。
任天堂はYouTubeに投稿した「任天堂の著作物が含まれる動画」に対し、広告などでその動画から得られた収益を投稿者と任天堂の間で分配する「Nintendo Creator Program」を展開していたが(過去記事)、これを廃止することも発表された。