ジャガーの中核サルーン「XF」、2019年モデルに新グレード「300 SPORT」追加

2018年11月28日 09:17

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガーのラグジュアリー・サルーン「XF」の2019年モデルを全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにおいて受注を開始した。

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 ジャガーXFの2019年モデルには、新たなグレードを追加し、全17機種に拡充となった。また、「リモートプレミアム」「InControlアプリ」「プロテクト」「Wi-Fiホットスポット」など、近年需要が高まっているスマートフォンと連動するコネクティビティ機能と、意図せず車線から逸脱しそうになると、自動的にステアリングを制御して車両を車線内に戻すドライバー支援システム「レーン・キープ・アシスト(LKA)」を全グレードに標準装備し、利便性と安全性を強化した。

 エクステリアは、グリルサラウンドやサイドベント&シル、ミラーキャップなどをダークサテングレーで統一し、インテリアにはスタイリッシュなイエロー・コントラスト・ステッチを採用した。また、「300 SPORT」グレードには、専用ロゴをトレッドプレートやステアリングホイール、ヘッドレストなどに配した。

 搭載するエンジン・ラインアップは、チューンが異なる3種類の2リッター直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンで、最高出力147kW(200ps)/最大トルク320Nm、最高出力184kW(250ps)/最大トルク365Nm、最高出力221kW(300ps)/最大トルク400Nmに加え、3リッターV型6気筒スーパーチャージド・ガソリンエンジン最高出力280kW(380ps)/最大トルク450Nm、2リッター直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン最高出力132kW(180ps)/最大トルク430Nmと計5種類を用意する。

 また、「XF SPORTBRAKE(スポーツブレイク)」は、これまで「PRESTIGE」グレードのみの展開だったが、新たに、「R-SPORT」を追加し、さらにディーゼル・エンジンは全輪駆動(AWD)モデルが選択できるようになった。

 新たに追加となったスポーツグレード「300 SPORT」は、最高出力を300psにまで引き上げた2リッター直列4気筒INGENIUMターボチャージドエンジンを搭載するスポーティモデル。

 加えて、「XF SPORTBRAKE」に「R-SPORT」グレードと全輪駆動(AWD)モデルを追加。インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)搭載のAWDモデルは、発進時に最大の安定性が得られるようにトルクを50:50で配分。また、路面状況に応じて、リア100%の配分からフロント100%の配分までコントロール。AWDモデルはINGENIUMディーゼル・エンジンのみ選択可能だ。

 2019年型のXFの価格は2リッターガソリンエンジンモデルが9機種で、614.0万円〜908.0万円。3リッターV型6気筒ガソリンモデル「XF S 3.0L P380」が、1156.0万円。2リッターディーゼルモデル 7機種で、624.0万円〜784.0万円である。(編集担当:吉田恒)

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