スクウェア・エニックス、loot box規制受けベルギーでゲーム3本の提供を中止
2018年11月26日 08:44
ベルギーでloot box(ガチャ)が賭博として規制される可能性があることから、スクウェア・エニックスがモバイルゲーム3本についてベルギーでの提供を中止する計画を明らかにしたそうだ(The Guardianの記事、The Vergeの記事、Niche Gamerの記事、GameIndustry.bizの記事)。 ベルギーでは4月、「FIFA 18」「Overwatch」「Counter-Strike: Global Offensive」の3本についてゲーム内のloot boxが賭博法で定義される賭博に該当するとの判断を賭博委員会が示した。しかし、FIFA 18のみ対策が行われなかったことから、当局が開発元のElectronic Artsを捜査したと9月に報じられている。なお、4月には「Star Wars Battlefront II」も調査対象となっていたが、loot boxシステムの仕様変更により賭博には該当しなくなったとの判定を受けた。 提供中止が発表されたのは「MOBIUS FINAL FANTASY」「KINGDOM HEARTS Union χ [Cross]」「DISSIDIA FINAL FANTASY OPERA OMNIA(OO)」の3本。Niche Gamerによると、終了日は順に11月30日、12月6日、12月19日だという。ゲーム内で行われたアナウンスでは、ベルギーでの「loot box」の法的位置付けに不確実な点が存在すると説明されているとのことだ。