【銘柄フラッシュ】HAPiNSなど急伸し長谷川香料は大株主の売り吸収が好感され活況高
2018年11月22日 06:59
11月21日は、LIFULL<2120>(東1)が10.1%高となって東証1部の値上がり率1位となり、5月に発表したオーストラリア企業の買収について、友好的な買収を実施するための契約の変更などを19日に発表したことが材料視され、取引時間中の高値を4日連続セリ上げて高値を更新。
長谷川香料<4958>(東1)は9.5%高となり、筆頭株主の売り出しによる需給への影響を緩和する観点から自社株買いを発表したことなどが好感されて出直りを拡大。
ワタベウェディング<4696>(東1)は8.8%高となり、10月下旬に一部報道でMBO(経営陣による企業買収)の観測が伝えられて以来、思惑買いが衰えないとされて高値を更新。
東京コスモス電機<6772>(東2)は中国子会社の自動車用センサー生産開始などが注目されてストップ高の22.3%高。省電舎ホールディングス<1711>(東2)は過年度有価証券報告書等の訂正に関する課徴金と事前引当金の差額を特別利益として計上との発表などが注目されてストップ高の21.6%高。
ジェネレーションパス<3195>(東マ)は14時前に18年10月期の連結業績予想を上方修正したため急騰しストップ高の14.5%高。リンクバル<6046>(東マ)は11月中旬に東証本則市場(東証1部、2部)への準備を開始と発表したことへの期待が再燃とされ、10月下旬に業績見通しの増額修正を発表したことも想起されて11.4%高となり高値を急伸。
ケア21<2373>(JQS)は株主優待の開始などが好感されて16.0%高と急伸。HAPiNS(旧パスポート)<7577>(JQS)は30.4%高となり、RIZAPグループが大株主とあってRIZAPグループの業績が大幅ダウンしたため大株主交代の思惑があるとされて急伸。ホロン<7748>(JQS)はさきの業績予想の増額修正などへの評価が再燃とされて再び上値を指向し9.7%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)