東芝ライフスタイル、ホテル向けのコンパクト1ドア冷蔵庫3機種 薄型に省エネ
2018年11月22日 19:19
東芝ライフスタイルは、ホテルの客室に向けたコンパクトな1ドア冷蔵庫3機種を、2019年1月から発売する。2020年のオリンピック開催に向けて多様化する、ホテルの客室レイアウトに合わせた新製品である。
同社の製品は、インバーター式コンプレッサーにより、高い冷却性能と優れた静音性を実現し、快適な宿泊環境の実現に貢献している。また、コンプレッサー方式の特徴として、省エネ性能やメンテナンス性も高い。
2020年のオリンピック開催に向けてホテルの新規オープンやリニューアルは急ピッチで進められている。本製品もその需要に合わせた商品であるわけだが、現在の需要としては、ゆとりのあるベッドを置いて、デスクなどの家具は薄型化する傾向が強いという。
今回の新製品のうち、「GR-HB30PT」は特に薄型化にこだわった製品である。
なお、「自宅の寝室に1台」等と思う人もいるかもしれないが、残念ながらというかこれらの製品は業務用受注生産品であり、一般向けの販売は目的としていないとのこと。また受注生産品であるので、各製品とも公開の設定価格はない。
■GR-HB30PT
コンプレッサー方式の国内1ドア冷蔵庫の中では最薄(2018年11月21日時点)の、奥行390mmを実現。客室に調和するインテリア性の高いデザインと、2Lペットボトルや1L紙パック、それに土産なども入れられる高い収納性を両立させたモデルである。カラーはホワイトとブラウンの2種。鍵は付かない。
■GR-HB40PA
ドアポケットに1L紙パックと500mlペットボトルが楽に入る上、その上の段にも缶飲料などを置くことができ、本体も3段になっているモデル。カラーはホワイトとブラウンの2種であるが鍵付きの機種はホワイトのみとなる。
■GR-HB30PA
ドアポケットに1L紙パックと500mlペットボトルが楽に入る、高さで見ればもっとも小型のモデル。カラーはホワイトとブラウンの2種であるが鍵付きの機種はホワイトのみとなる。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)