年末商戦に期待、SMBC日興証券(花田浩菜)

2018年11月19日 11:39


*11:39JST 年末商戦に期待、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

11/19付の「DailyOutlook」では、年末商戦について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『今週末のブラックフライデー辺りから米国では年末商戦がスタートする』と伝えています。

続けて、11月15日に発表された10月の米小売売上高では前月比0.8%増と事前予想を上回り、前月の落ち込みから大幅に持ち直すなど、米年末商戦に期待が持てることを挙げ、『中国では11月11日の「独身の日」にアリババが約3.5兆円と過去最高販売額を記録。大いに盛り上がり、米中貿易摩擦で中国経済に対する懸念がある中、中国の消費者心理が底堅いことを示した。この独身の日では日本からの輸入品が人気となっており、米年末商戦においても日本企業の存在感は強く、物色対象として注目が集まりそうだ』と分析しています。

さらに、『日本の年末商戦においても同様か。9月の毎月勤労統計調査(速報)では現金給与総額が14ヵ月連続で増加、9月の小売販売額(速報値)は前月比0.2%減と台風や地震の影響を考えれば消費の基調は底堅いと言えそうだ。10月の景気ウオッチャー調査では、国内ガソリン価格上昇を懸念するも、足元で原油価格は急落。また、12月から次世代の映像規格4K・8Kの衛星放送開始でテレビの販売拡大に期待が寄せられているようだ。年末商戦の盛り上りが、マーケットでは年末高という習性の追い風になると期待される』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは11/19付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》

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