20代女性の人気ファッション1位はウエストポーチ SHIBUYA109 lab.がトレンド大賞2018発表
2018年11月13日 22:45
SHIBUYA109エンタテイメント(東京、木村 知郎社長)が運営する若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.」が発表した2018年のトレンド調査によると、ウエストポーチがファッション部門の1位となった。 この調査は、「SHIBUYA109 lab.」が20歳前後の“around20”と定義する女性を対象に、SHIBUYA109(東京都・渋谷区)館内でアンケート調査(調査期間:2018年10月、調査対象:SHIBUYA109に来館した15歳~24歳女性、有効回答数:N=121)を行ったもの。ファッション部門1位は、今年流行したウエストポーチ(59.5%)で、2位にレース素材トップス(38.0%)、3位にチェック柄シャツ(30.6%)がランクイン。ウエストポーチは、2位に15%以上の差をつける結果となった。 SHIBUYA109 lab.の長田麻衣所長によると、「SHIBUYA109館内でも、シーズン問わず使えるウエストポーチは斜め掛け、春から夏にかけてレース素材のトップスで、透け感を楽しむ子が多くみられた。秋冬にかけては、チェックシャツを大きめサイズで着ている子も頻繁に見かける。今トレンドの韓流ファッションに、90年代風をミックスした、新しい着こなしが見られる」という。
エンタメコンテンツ部門ではInstagram投稿(59.5%)が1位で、Youtuberの動画(43.8%)、アプリTikTokの投稿(43.0%)が続くなど、SNSが中心となった。今年最も流行ったSNSアカウントは、Twitter、YouTubeともにKemioさんが2冠を達成。Kemioさんは、20代女性を中心に流行した「やばみ(=やばい)」「あげみざわ(=テンションが上がる)」といった言葉を生み出したことでも知られるインフルエンサー。Instagram部門では、“インスタの女王”ともいわれているタレントの渡辺直美さんが1位となった。
このほか、カフェ・グルメ部門は、韓国発のチーズドックと台湾発のタピオカが同率1位。「「タピオカ飲みたい」が口癖という子も多くいる。チーズドックは新大久保からトレンドに。伸びるチーズが動画映えすることも魅力のひとつ」(長田所長)といい、アジア発グルメが若い世代のトレンドであることがわかった。
SHIBUYA109 lab.は、株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが2018年5月に設立した新しい世代に特化したマーケティングチーム。 SHIBUYA109のターゲットである“around20”(20歳前後の若者)の実態を調査し、SHIBUYA109独自の視点で分析している。
■SHIBUYA109 lab.公式サイト