Tencent、中国向けゲーム全タイトルで実名登録と未成年への時間制限課す方針
2018年11月9日 09:30
headless曰く、 Tencentは5日、中国国内で同社のゲームをプレイする全ユーザーに対し、公安データベースを使用した本人確認および未成年に対するプレイ時間制限を義務付ける計画を明らかにした(Tencentの発表、South China Morning Post、The Verge、VentureBeat)。
Tencentでは未成年者の健康維持のため、2億人がプレイしているという人気モバイルゲーム「王者荣耀」のプレイ時間制限を2017年から実施している。本人確認は未成年者の保護を強化するためだといい、9月には新規ユーザーの本人確認を義務付け、10月には北京をはじめ9都市でユーザー全員の本人確認を開始した。11月1日以降は対象を中国全土に拡大し、11月末までに全ユーザーの確認を完了する計画とのこと。
対象ゲームの拡大は王者荣耀での試みが順調に進んでいるからのようで、年内に人気ゲーム9本への導入を完了し、2019年には他のモバイルゲームおよびPCゲームに拡大する。なお、制限時間は12歳以下が1日1時間まで(21:00~8:00はプレイ禁止)、13歳以上18歳未満が1日2時間までで、制限時間を超えると強制ログアウトになるとのことだ。