JR東や東京メトロのアプリ連携、小田急と西武も参加し6社に
2018年11月1日 21:09
JR東日本、東京メトロ、東急電鉄、京王電鉄の4社が行っている各社公式スマートフォンアプリの連携に、10月31日より、新たに小田急電鉄の「小田急アプリ」と、西武鉄道の「西武線アプリ」が加わった。
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連携は、各社アプリの「列車走行位置」「時刻表」のコンテンツが、それぞれリンクでつながるというもの。
「列車走行位置」は、乗車する列車が今どこにいるのかを確認できる人気のコンテンツだが、連携する各社アプリの「列車走行位置」ページ間を簡単に行き来することができるため、他鉄道に乗り換える際、これから乗る列車の走行位置を容易に確認可能となる。「時刻表」では、他社に乗り換え可能な駅の時刻表ページから、アプリ連携する鉄道会社の時刻表ページに簡単にアクセスできる。
また、現在連携している4社に新たに2社が加わったことで、これまで使用していた共同プロモーション用のロゴである、ジグソーパズルの4ピースが組み合わされているマークも、6ピースが組み合わされているものに変更。加えて、駅・車両内に掲示するポスターやキャンペーンサイトなどで、6社共同でのプロモーションを実施する。
すでに連携各社のアプリをダウンロードしている利用者は、10月31日以降に最新版にアップデートすることで連携が追加される。新規でダウンロードする場合は、それぞれのアプリには利用するのに適切なOSのバージョンがあるので、それを確認してから実行した方がよさそうだ。
内閣府の消費動向調査によれば、スマートフォン(スマホ)の世帯あたりの普及率は、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)を2015年度に初めて上回った。ここ数年はさらにスマホの普及率は着実に増え続けている。そうしたさなか、鉄道各社も自社のアプリを提供。鉄道会社間の相互乗り入れも多い首都圏の鉄道会社の路線と同じく、アプリ間の連携もますます進みそうだ。(記事:M_imai・記事一覧を見る)