TVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』第3話「君だけがいない世界」【感想コラム】
2018年10月29日 12:52
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
さて、今回は青春ブタ野郎こと梓川咲太に病院送り事件の悪いウワサなんて、吹き飛ばされたんじゃない?ってくらいの学校全体を巻き込んだ大事にまで展開していました!
みなさんは『青ブタ』第3話どうでしたか?
筆者はぶっちゃけると“梓川の愛”に驚かされましたし、咲太さんあんな事したら「どうかしてるよな、あいつ」とかウワサされて当然ですよ!
なのに、なのにですよ!羨ましくて仕方ない…マジ最高かよ!と悶えてます。
それでは、第3話を見ていきましょう!
このページの目次
1 TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第3話「君だけがいない世界」のあらすじ2 双葉の仮説3 ついに咲太までも…4 みんなの記憶に刻み付けてやる!5 TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第3話「君だけがいない世界」の感想
■TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第3話「君だけがいない世界」のあらすじ
桜島麻衣のことを覚えている人はいない。その事実は一夜経っても変わらなかった。
それでも、僅かな望みを胸に学校へ登校する咲太と麻衣。
咲太の友人「双葉理央」(CV:種﨑敦美)だけは麻衣のことを忘れず覚えていた。そこから彼女が導き出した仮説は意外なものだった…。そして、運命の5月26日を迎えた――。
■双葉の仮説
学校へ登校したものの、いつもと変わらない様子の校内。しかし、麻衣のことを忘れている人は確実に増えていました。そんな中、咲太に声をかけてきたのは双葉理央でした。彼女は麻衣を覚えていることを伝えると質問を問いかけます。
「昨日の夜は寝たか?」
そう聞かれると咲太は「一睡もしてない」と言い切ると続けて、双葉も「私も寝てない」と話し、私たちが麻衣を覚えている理由はそこにある。寝てしまうと例外なく、麻衣を忘れてしまうのではないかという仮説を立てます。
■ついに咲太までも…
咲太はとにかく栄養ドリンクを買い込んで、寝てしまわないように努力します。
目の下にはクマが出来て、気を抜くと意識も飛んでしまいそう、今にも倒れそうなくらいの絶不調でも学校に通う。
そんな無茶を続けようと、栄養ドリンク片手にコンビニから出てきた咲太に「何を買ったの?やっぱり寝てないんだ」と声をかけられ、顔を向けると麻衣が待っていました。
とりあえず、咲太の家で麻衣と一緒に中間テストの勉強をする流れに。お互いに冗談を交えながら、現国の問題を麻衣に教えてもらっていると睡魔に襲われます。咲太の頭を優しく撫でつつ、泣き出しそうな表情を浮かべ麻衣はこう語りかけます。
「おやすみ、咲太…さよなら…」
頑なに寝ようとしない咲太を心配して、薬を飲ませたようですね。
でも、麻衣も咲太の様子から察したのか、目覚めた時には自分の事を覚えてないと分かっていたからこそ、さようならと言い残したのでしょうね。
最後まで強がりを言って素直じゃない部分もすごく麻衣らしいのですが、それがまた複雑な彼女の気持ちを表していたように思いました。
■みんなの記憶に刻み付けてやる!
5月29日の朝を迎えます。咲太の部屋には誰かとの思い出を書いたノートや見覚えのないバニーガールの衣装があることを気に留めることなく学校へ。
すると、双葉が一枚の手紙を咲太に手渡し、内容を確認すると
「つまり、全校生徒の無意識を“梓川の愛”が上回ればいいという話だ」
何のことを言っているのか理解できないまま、教室で中間テストを受けていると現国のある問題を解こうとした時だった。目の前に移った問題は麻衣に教えてもらったはずのものでした。
自然と涙が流れ、溢れ出すように込み上げてきた感情と忘れていた大切な人の存在を思い出の断片がよみがえってきます。
慌てた様子で教室から飛び出て、グラウンドまで走ると咲太は学校全体に聞こえるように叫ぶ。
「いいかお前らよく聞けー!2年1組の出席番号1番。梓川咲太は3年2組の桜島麻衣先輩の事が好きだーー!!」
何度も何度もみんなの注目が集まるまで叫び続けて、
「そんな大きな声で言われなくても聞こえてる、近所迷惑でしょ!」
と麻衣の声が咲太の耳に届き、振り向くと麻衣の姿がありました。
おそらく、何の事情も知らない人達からすると、ヤバイやつじゃない?って感じでしょう。にしても、青春ブタ野郎の愛の力とはすごいものですね!
告白後の2人の会話が惚気まじりでした。言葉をかけるとしたら末永くお幸せになんですけど、この後、きっと校内はカップルの話題で持ちきりなのが目に浮かぶようですね。
それがどんなウワサであっても、羨ましくて仕方ないですよ!
■TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第3話「君だけがいない世界」の感想
第1話~第3話までが桜島麻衣の“思春期症候群”にまつわるエピソードは解決したようです。
シリアス展開が多かったように感じましたが、とくに咲太を眠らせて麻衣が「咲太に忘れられるくらいなんでもない」なんて切なすぎですよ。涙浮かべて、悲しそうな表情ホント胸が詰まりそうでした。
双葉の手紙もナイスでしたね。断片的な情報しかない状況で、よく予想できたなーと感じました。彼女の助力がなかったら、次のアクションに繋がってなかったかも…最後は咲太がしっかり決めてくれましたね。
空気と戦うのなんて馬鹿らしいと言って、病院送り事件のウワサすら誤解を解こうとせず、流されるまましていた咲太が空気と麻衣のために戦っていました。
空気をぶち壊し、変化を求めた結果“あの告白”でしたね。
いやー、大胆すぎやしませんか?例え思いついたとしても、そうそう簡単に出来る事じゃないですよ!すごく面白かったです。
次回はラブラスのぷちデビルが現れるそうですよ!「ブタ野郎には明日がない」タイトルからして意味深ですね!
文章:あそしえいつYH
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(あにぶ編集部/あにぶ編集部)