KYBに続いて川金ホールディングスも免震制震装置でのデータ改ざんを公表
2018年10月25日 08:39
先日KYBが免震制震装置の検査データを改ざんして納入していたことが発覚したが、金属加工や産業用機械などを手がける川金ホールディングスでも免震制震装置で検査データの書き換えがあったことを発表した(発表PDF、日経新聞)。
問題があったのは、同社子会社の光陽精機。「免震・制振用オイルダンパーの不適切行為があったとの他社からの発表」(KYBによるデータ改ざんの発表を指していると思われる)を受けて社内調査を行なったところ、性能検査記録データの書き換え行為が発覚したという。
書き換えが行われたのは2005年2月から2018年9月までで、免震用オイルダンパー6製品(納入先物件は4件)、制震用オイルダンパー1423製品 (納入先物件は89件)。大臣認定については合格していたものの顧客の基準値からは外れていた製品についてデータを書き換えていた。