ブラッククローバー 第54話「もう二度と」【感想コラム】
2018年10月23日 13:20
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
ダイヤモンド王国の襲撃を乗り越え、一段落ついたアスタたち。ここからが、新章の本番です。
このページの目次
1 回復魔道士2 焼肉パーティ3 それでも諦めないのがアスタ4 仲間には恵まれた
■回復魔道士
両手が折れているアスタは、ヤミ団長に掴まれてクローバー王国一の回復魔道士の元へ。
「君の噂は聞いているよ」
と、ここでも評価されるアスタ。
ヤミ団長はギャンブルをしに立ち去り、アスタは回復魔道士の治療を受けます。
体を隅々まで見通し、治すことのできる水回復魔法。
しかし、アスタの腕は古代の呪術によって、回復魔法を受付けないようになっていました。
両腕は治らない。
もう二度と、剣を振るうことが出来ない。
そう、宣告されてしまうアスタ。
そして、それをたまたまフィンラルは聞いてしまいました。
■焼肉パーティ
珍しくギャンブルに勝ったヤミ団長は、黒星がゼロになったお祝いとしてみんなに肉をごちそうします。
大量の焼き肉を食べながら、盛り上がる「黒の暴牛」メンバー。
アスタも、足で器用に肉を食べ、気にしていないふり。
それから、疲れたからと言って、先に抜けます。
しかし、ノエルはそんな姿を見てどこかヘンだと思いました。
言われてみれば――と、アスタが空元気だったことに気づく仲間たち。
それを受け、フィンラルは聞いてしまった話を暴露しました。
アスタの腕がもう二度と治らないという話を。
■それでも諦めないのがアスタ
ヤミ「クローバー王国一の回復魔道士が言うんじゃ、間違いねえな」
バネッサ「魔力のないあの子の、唯一の武器さえ振るうことができないっていうの?」
過酷すぎる現実に、みんなは暗くなります。
けれど。
「誰が諦めるかあああああああああ」
アスタ1人、夜空に向かって叫んでいました。
魔法がすべての世界で、魔力のない落ちこぼれ。
散々馬鹿にされて、それでも何度だって立ち上がり、絶望をはねのけてきたアスタ。
絶対治す方法を見つける。
もしくは、腕を使わない戦い方を見つける。
そう宣言するアスタ。
アスタを影から見守っていたみんなは、そんなアスタのためにこっそり治す方法を探すことに。
そんな中、バネッサ姉さんにはアテがあるようで――。
■仲間には恵まれた
翌日。アスタはノエルとフィンラルの会話を聞いてしまい、みんなが自分のために動いていることを知ります。
「魔力に恵まれなくてずっと悔しかったけど、仲間には恵まれたんだな」
さすがのアスタも、涙を堪えることが出来ませんでした。
そして、ノエルはある男の元を訪ね――。
というわけで、アスタの過酷な運命と、その打開策を探すという展開への入りでした。
最後にノエルが会った男は、原作の漫画ではなくノベルから登場したキャラクターです。
原作にもこのタイミングで出てくるのですが、ノベルでのエピソードは漫画化されていません。
アニメでは補完してくれるのかどうか、ここも楽しみです。
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(あにぶ編集部/星崎梓)