セイコー、日産とイタルの車にインスパイアされた受注生産時計を3個限定販売
2018年10月16日 10:25
セイコーウオッチは、国産腕時計の代表と言うべき同社のブランド「グランドセイコー」から、日産とイタルデザインの共同開発車「Nissan GT-R50 by Italdesign」からのインスパイアによって生まれた、完全受注生産のカスタムメイドモデルを発表した。販売数量は、最大で3本。価格は、カスタムメイドであるので若干の変動は生じようが、最低税抜2,000万円であるという。
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正式な商品名は「Grand Seiko Sport Collection Spring Drive Chronograph GMT featuring Nissan GT-R50 by Italdesign」。グランドセイコーの象徴と言うべきスポーティネスを体現するセラミックスモデルから発売される。セラミックスと金属のハイブリッド構造をベースとしており、硬いセラミックパーツが時計を傷から守りつつ、金属ケースとのコンビネーションによって高い装着性と防水性を実現する。
なお、「メカニカル」「クオーツ」「スプリングドライブ」の3種のムーブメントから構築されるラインナップは、2010年のグローバル展開開始以来、世界屈指の真のマニュファクチュアールとして、世界中で高い評価を得ているという。
ちなみに「Nissan GT-R50 by Italdesign」というのは2018年6月29日に公開された日産とイタルデザインの共同開発車である。現在、銀座のショールーム「NISSAN CROSSING」で公開されており、価格は1億円を超えるが、既にして購入希望の声は予定を上回っているという。
なお、取扱店は和光本館1館階の「セイコーフラッグシップサロン」。オーダー受付開始は既に始まっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)