京王線がハローキティとコラボ! サンリオキャラのフルラッピングトレイン登場
2018年10月12日 18:30
11月1日より京王電鉄・京王線に特別なフルラッピングトレインが運行を開始する。キャラクターは、サンリオ代表格のハローキティだ。
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「11月1日」という日付はハローキティ、そして京王線が通る多摩市にとって特別な日である。多摩市市制記念日とハローキティの誕生日が11月1日ということもあり、まさにダブル誕生日というわけだ。
特別なフルラッピングトレインにはハローキティだけでなくサンリオで人気のキャラクターが多く描かれている。バッドばつ丸、ポムポムプリン、マイメロディなどだ。サンリオの中でも特に人気が高いキャラクターを一度に目にすることができる。
サンリオのキャラクターテーマパークである「サンリオピューロランド」は京王多摩センター駅が最寄りだ。加えて、ハローキティは2016年7月から京王多摩センター駅の名誉駅長に就任しており、これまでにも様々なコラボレーションを行っている。その一環として京王多摩センター駅はハローキティ以外にも多数のキャラクターの姿を見ることができる。例えば駅の壁、ベンチ、案内板などだ。何といっても改札前の天井に描かれたキャラクターが目を引く。
ハローキティの人気は国内だけに留まらず海外でも高い知名度を持つ。例えばアメリカではハローキティカフェがあり、幅広い年齢層に受け入れられている。今回のコラボレーションには、サンリオの世界観を海外観光客にも知ってもらおうという試みも感じられる。
京王線は新宿駅を有しており、海外の観光客の対応が必要とされるエリアだ。そのため京王線では接客指さし会話シートを使用した海外観光客への取り組みを行っている。これは海外旅行者に向けて制作されたもので、コミュニケーションを単純化するために役立つツールだ。
具体的には言葉が分からなくとも、簡単な絵や説明文を指さすことで意思相通を図るものである。海外からの観光客が多いエリアでの活躍が期待される。海外でも認知度の高いハローキティのラッピング列車は、こういった外国人旅行客からも注目を集めることだろう。
京王線のフルラッピングトレインは今回が3編成目。使用されるのは京王線全線のほか都営新宿線にも乗り入れている9000系車両10両1編成となる。