スマホゲーム業界、2018年は大きなヒットタイトル無し

2018年10月10日 10:14

 2018年のスマホゲーム業界には大ヒットする新規タイトルがなく、多くの企業が減益・赤字となっているという(東洋経済)。特にスマートフォンゲームを主力としている企業の業績は大きく大きく悪化しているようだ。

 記事ではスマートフォンゲーム人気作品がリリース年別に並べられているが、2012年の「パズル&ドラゴンズ」や2013年の「モンスターストライク」、2014年の「ディズニーツムツム」、「白猫プロジェクト」2015年の「Fate/Grand Order」「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」「アイドルマスター シンデレラガールズ」、2016年の「ポケモンGo」といったタイトルが未だ国内セールスランキングトップ10に入っている一方で、2017年以降リリースタイトルでトップ10に入っているのはサイバーエージェントの「バンドリ!アールズバンドパーティ!」と中国・ネットイースの「荒野行動」のみ。2018年リリースのタイトルは1本もトップ10に入っていない。

 多くのユーザーが既存タイトルをプレイし続けているため新規タイトルが厳しいという声もあるが、日本企業が「新しい遊びを提供できていない」という分析もある。開発費も高騰しており、スマホゲーム業界は厳しい状況のようだ。

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