【銘柄フラッシュ】Nutsなど急伸し多木化学は「バカマツタケ」でストップ高
2018年10月5日 17:01
10月5日は、多木化学<4025>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、マツタケより小ぶりで香りと味はマツタケ以上とも言われている「バカマツタケ」の完全人工栽培に成功との4日発表リリースが注目され、朝方から買い気配のままストップ高(1000円高の6150円)に張り付き、大引けにストップ高で売買成立。
2位は佐鳥電機<7420>(東1)の9.3%高となり、4日発表の第1四半期決算が材料視されて9.3%高と出直りを拡大。
3位はソフトバンク・テクノロジー<4726>(東1)の8.7%高となり、4日のトヨタ自動車<7203>(東1)とソフトバンクグループ<9984>(東1)の提携を買い材料とするなら当社株のほうが軽量で値幅妙味も大きいとの見方。
プレミアグループ<7199>(東2)は業績見通しに加え、相次ぐ風水害・塩害によってクルマの修理や買い替えが活発化するとの思惑も言われて9.1%高となり上場来の高値を更新。スマートバリュー<9417>(東2)は秋の臨時国会で採利上げられる可能性のある「電子行政」に関連するとの見方があり、大きく出直って7.2%高。
マネジメントソリューションズ<7033>(東マ)はいきなり動意づき、10月決算への期待や大口受託などの可能性が言われたようで思惑ありげとなりストップ高の18.6%高。ITBOOKホールディングス<1447>(東マ)は13.6%高となり、旧・ITBookとサムシングホールディングスが10月1日付で共同持ち株会社を設立し再上場となり期待と注目が強い様子で統合後の高値を連日更新。
Nuts<7612>(JQS)は14.7%高となり、米コロンビア大学のサポート受けた会員制クリニックの開設計画などに期待が再燃とされて出直り拡大。システムズ・デザイン<3766>(JQS)はソフトバンクグループとAIによる顧客応答サービスなどを展開し、ソフトバンクグループとトヨタとの提携は好材料との見方があり8.9%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)