注目デザイナー25組が参加、「マカオファッションフェスティバル2018」
2018年10月3日 23:04
マカオのファッションデザイナー&ブランドが最新コレクションを披露するファッションイベント「マカオファッションフェスティバル2018」(主催:マカオ生産力科技轉移中心(CPTTM)、マカオ貿易投資促進局(IPIM))が10月18~20日の3日間、世界最大級のカジノ・リゾート「ザ ベネチアン マカオ リゾート ホテル」で開かれる。 今年で8回目を迎える「マカオファッションフェスティバル」は、マカオのファッション産業振興を目的として、マカオ政府と民間組織による非営利組織CPTTMが、デザイナーの国際市場進出や、ビジネス機会創出をサポートする取り組みの1つ。マカオ発のファッションデザイナー&ブランドを中心に、ランウェイ形式によるファッションショーや、ショーケース展示を実施する。 ランウェイショーを行うのは、マカオ発ブランド約25組と、中国や香港、台湾、タイ、フィリピン、ギニアビサウから参加する6組。マカオからは、日本のガールズカルチャーの影響を受けた「プクワ(POURQUOI)」(ラライスミ・ワイ)、クチュール要素が強みのレディスブランド「オーロラ アルテ(Auralo Arte)」(A・ロー&R・チョイ)、マカオのナチュラルなムードをコンセプトとするレディスカジュアル「Macon」(ジェーン・チャン)、有力ホテルチェーンのユニフォームを数多く手がける「ホンメイ(HongMei)」(ワン・チェンウ)などが参加。ドレスブランド「La Mode Désir」(キティ・ン)や、グラフィックデザイナーとしても活動するヴィンセント・チェンによるカジュアルブランド「ワーカー プレイグラウンド(Worker Playground)」などベテラン勢によるショーも注目される。 また、マカオ唯一のファッション&クリエイティビティーのスペシャリスト養成機関「ハウス・オブ・アパレル・テクノロジー」の生徒らによるコレクション披露や、実技・ビジネススキルも評価対象となるサンプル作品コンテスト「Fashion Exhibition of the 5th Subsidy Prgramme for Fashion Design and Sample Making」の作品披露・授賞式なども行う。 2017年10月の前回展は、地元マカオをはじめ、中国やタイ、フィリピンなどから参加した海外勢を加えた32のデザイナー&ブランドがランウェイショーを実施。全323ルックを披露した。国内外から1,400人が来場。中国や香港などから参加した約30組のバイヤーが商談を行った。
2017年展の模様
■おもな参加ブランド(カッコ内はデザイナー名)
ANIFA―マカオ
Auralo Arte(Lo Ka Heng&Choi Wai Leng)―マカオ
BIBAS(Conceição Carvalho)―ギニアビサウ
CHAVIN(Chantelle.C)―マカオ
DECOM―マカオ
ella épeler―マカオ
FORTITUDE―マカオ
Great Time―マカオ
Hanz Herzl Pableo aka Hanz Coquilla(Hanz Coquilla Alta Costura)―フィリピン
Hometown of Gambiered Gauze(Jin Hui)―中国・広州
HongMei(ワン・チェンウ)―マカオ
iGift―マカオ
KC GIDEON(ジディオン・タム)―マカオ
La Mode Désir(キティ・ン)―マカオ
Lexx Moda―マカオ
MACON(ジェーン・チャン)―マカオ
MaConsef―マカオ
Misazal(azalea ho)―マカオ
Oplus2(Otto Tang)―香港
POURQUOI(LalaisMi Wai)―マカオ
Salut, ça va ?(Akina Lei)―マカオ
Sanchia Lau(Sanchia Lau)―マカオ
Siu David(David Siu)―マカオ
Soul Men(Leo Wong)―マカオ
The Parrot(Pimsiri Nakswasdi)―タイ
TSUNG YU CHAN(Joe Chan)―台湾
WORKER PLAYGROUND(Vincent Cheang)―マカオ
ZICS(San Lee)―マカオ
■「マカオファッションフェスティバル 2018」公式サイト