【銘柄フラッシュ】ソフトフロントHDなど急伸し直近上場株もストップ高が続出

2018年10月1日 16:59

 10月1日は、ランドビジネス<8944>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、ストップ高の20.9%高。9月18日に発行株数の6.58%に達する165万株を上限とする自社株買いを発表し、翌19日は急伸ストップ高。その後の調整がテクニカル的に健全とされ、頃合いをみて再び買い出動する動きが強まったようで再び急伸。

 値上がり率2位はオプティム<3694>(東1)となりストップ高の15.7%高。松井証券にAIコールセンター支援サービス「AI Call Center Service」を提供と9月中旬に発表したほか、台風・洪水、地震などの被災地で「健康相談ポケットドクター」による医師のオンライン健康相談を無償で提供している取り組みがテレビで取り上げられて注目が衰えず9月中旬につけた高値に迫る。

 3位はネオス<3627>(東1)の9.9%高となり、手のひらサイズながら74言語に対応し、話しかけるだけで対話ができるソースネクスト<4344>(東1)の通訳機「POCKETALK(ポケトーク)W」の製造を子会社が受託したとの過日発表を材料視する動きがあり高値を更新。

 フュートレック<2468>(東2)はグローリー<6457>(東1)によるTOB(株式公開買い付け)を受けてストップ高の17.5%高(100円高の672円)、TOB価格は770円。杉村倉庫<9307>(東2)は8.8%高となり、2025年万博の開催地が11月中に決まるとされて思惑買いがあるようで約2カ月ぶりに1000円を回復。

 アズーム<3496>(東マ)は9月20日に新規上場し、今期9月期の業績予想が売上高49%増、営業利益は549%増という大幅拡大が注目されて2日連続ストップ高の19.8%高。チームスピリット<4397>(東マ)は19.2%高となり、働き方改革関連ITソリューションを展開するため、財閥系大手電機会社で発生した裁量労働制に関連する事件などが意識されて続伸し戻り高値。

 ソフトフロントホールディングス<2321>(JQS)は「人との自然な会話を実現するAIロボット」などの発表が注目されて急伸しストップ高の45.5%高。ブロードバンドセキュリティ<4398>(JQS)は9月26日に上場し、初モノ人気が強いとされて連騰しストップ高の23.3%高。極東産機<6233>(JQS)は同27日に上場し同じく3日連続ストップ高の21.3%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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