ブロックチェーン領域の開発企業と発注企業をマッチングする「CryptoBowl」β版を公開

2018年9月28日 19:02


*19:02JST ブロックチェーン領域の開発企業と発注企業をマッチングする「CryptoBowl」β版を公開
Enbowl(エンボウル)株式会社は、ブロックチェーンサービスの一部機能をベータ版として独立させ、ブロックチェーン案件の業務マッチングサービス「CryptoBowl(クリプトボウル)」を公開した。

「CryptoBowl」は、「ブロックチェーン領域で案件を発注したい企業」と「ブロックチェーン開発に特化した開発企業」とをつなぐ、ブロックチェーン領域専門の業務マッチングサービスである。すでに複数のブロックチェーン開発企業と提携しており、ブロックチェーンウォレットの開発やブロックチェーン領域の実証実験のマッチングにも成功している。
ブロックチェーンへの期待がグローバルで高まってきている。ところが、ブロックチェーン領域に参入しようと新規事業を立ち上げたいが、社内のリソース不足やブロックチェーン技術への理解不足で、想ったように事業展開が進まない企業が顕在化してきている。
ブロックチェーンの開発企業には、ネットワークが少なく、案件となかなか巡り会えないという問題があるので、Enbowlは、「CryptoBowl」のネットワークを活用し、発注企業と開発企業をマッチングできるサービスを開始した。

□利用までの流れ
ステップ1.問い合わせ。Enbowlのサービス内から問い合わせをする。
ステップ2.打ち合わせ。要件をヒアリングする。
ステップ3.見積もり。金額や期間の見積りを行う。
ステップ4.マッチング。候補者を提案。
ステップ5.業務開始。開始日を設定し、業務を開始する。

□今後の展開
ブロックチェーンの日本市場規模は67兆円であり、世界でみると300兆円の市場規模となっている。ブロックチェーンは、第四次産業革命の根幹技術の一つとして位置づけられている。だが、現実は、ブロックチェーン市場は成熟にはほど遠く、ブロックチェーン技術者の不足は否めない。慢性的に不足しているといってよい。さらに問題は、ブロックチェーンが注目されていると頭ではわかっていても、では実際になにをやったらいいのか、戸惑っているビジネスマンや企業が多く存在していることである。
Enbowlは、「CryptoBowl」を介して、業界内にユースケースを構築し、人材の育成や紹介など、ブロックチェーン開発を円滑に進めるための環境整備を行っていく。今後の成長が期待されるブロックチェーン市場で、「次世代のインフラを創る」一翼を担っていきたい。


【ニュース提供・エムトレ】《HT》

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