Chrome 69、Googleサービスとブラウザの同時ログインに批判
2018年9月27日 11:43
headless曰く、 Google Chrome 69では、Googleサービスにログインすると自動でChromeブラウザにもログインする仕組みが導入されていたようだ(BetaNews、Softpedia、The Next Web、SlashGear、ITmedia)。
Chromeブラウザへのログインは、ブックマークや履歴、パスワード、その他の設定を他のデバイス上のChromeと同期するための機能だ。これまでは設定画面またはタイトルバー上のユーザーボタンから別途ログインする必要があった。Chrome 69ではGoogleサービスのログイン状態とChromeブラウザのログイン状態が同期するため、ChromeブラウザからログアウトするとほかのGoogleサービスからもログアウトしてしまう。
Chromeのデータ自体がユーザーに無断で同期されることはないが、事前の通知なく無断でログインが実行されることなどに対する反発も出ている。なお、「chrome://flags/#account-consistency」を「Disabled」にすることで、GoogleアカウントとChromeブラウザに個別でログイン/ログアウトできるように設定することは可能だ。
なお、この問題についてGoogleは改善を行うことをブログで表明している。