佐藤健&高橋一生が出演の「億男」に注目
2018年9月26日 20:41
■秋に上映控える「億男」は豪華俳優がずらり
夏の酷暑がいよいよ落ち着き、朝晩には秋の到来を思わせる肌寒さを感じる日も出てた。秋といえばさまざまな物事をはじめるのに程よい季節と言われているが、映画界も意欲的な作品が上映を控えている。
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その中でも、邦画で注目したいのが「億男」という作品だ。本作品は映画プロデューサーとして知られる川村元気氏の同名小説を佐藤健と高橋一生の共演にて映像化。監督には「るろうに剣心」シリーズと「3月のライオン」の大友啓史氏となっており、再び佐藤健と大友監督のタッグを見られるようだ。
■「億男」のあらすじ
3000万円の借金を兄に代わって肩代わりし、日々その返済に追われている一男(佐藤健)。そんな彼に妻のあきら(池田エライザ)も愛想をつかしてしまい、娘と共に家を出て行ってしまった。人生のどん底を這いずり回るような日々の中、彼は突然宝くじで3億円を当ててしまう。
一男は、3億円あれば借金を返済できるだけでなく、人生を一気にひっくり返すことさえ可能だと感じる。しかし、自分はお金の使い方をまったく知らないという現実を目の当たりにし、突然の大金に不安感のほうが一気におしよせてきた。
そこで、一男は大学時代の旧友で現在は起業して億万長者となった九十九(高橋一生)にアドバイスしてもらおうと考える。久々にあった一男はついお酒の席で楽しんでしまい、そのまま眠りこけてしまう。次の日に目を覚ましたとき、3億円は九十九と共に部屋から消えていたのだった。
■「半分、青い。」と「義母と娘のブルース」の演技も絶賛された佐藤健が主演
本作は「君の名は。」など数々の映画をヒットさせた川村元気氏の原作となっており、「お金」に関するストーリーを見事にエンタメへと昇華した作品となっている。貧乏体質だった男が億万長者と言われている人間と触れていく姿を映し出すことで、どのような変化を遂げるのか気になるところだ。
そんな貧乏男を、「半分、青い。」と「義母と娘のブルース」にて見事に役を演じ分けた佐藤健が担う。さらに、確かな実力を持っている高橋一生がキーマンを担当し、怪しいマネーアドバイザーであり億万長者の男・千住清人役は藤原竜也が担当。そして話題の女優である池田エライザまで参加しており、俳優陣についてもかなり魅力的となっている。
「億男」は2018年10月19日から全国の映画館にて上映予定。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)