トッズ、2019年春夏コレクション発表 飽きぬレザーへの探求心
2018年9月24日 21:11
トッズ(TOD'S)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。
■レザーへの探求心をよりディープに
レザーへの探求心を深め、一つの素材から多彩な表情を引き出すブランド・トッズ。今季もその表現力の高さとふり幅の大きさに驚かされることになる。フォーマルな場にふさわしいパンツスーツ、休日のおでかけにぴったりなワンピース、パーティーで纏いたいミニスカート。生活の様々なシーンを想起させてくれるワードローブはすべてレザー仕立てだ。
しかし、ハードな印象は全く抱かせず、長袖シャツやシャツワンピース風のドレスは、コットンのようにソフトな印象であり、サイドライン入りのパンツは、ナイロン素材で仕上げたときのように軽快さを保っている。
■カラー&装飾でより表情豊かに
同じレザーでも、オレンジやウォームピンクに染めれば、女性らしさを引き出し、鮮やかなブルーであればクールに決まる。さらにジップディテールをあしらえば、タフな雰囲気に変化するし、ステッチを施せば温もりを感じさせる。
■パッチワークが生む多彩な表情
さらに、数種類のレザーをミックスすると変幻自在に表情を変える。パイソンなどのエキゾチックレザーとカラーレザー、スウェードをミックス。ストライプ模様のように組み合わせれば男性的に映るし、幾何学的にパッチワークすればアーティーな印象をも与えてくれる。
■異素材MIXコーデで際立つ個性
最もレザーの魅力が引き立つのが、異素材とのミックスコーディネート。光沢のあるシルクプリントパンツやデニムパンツ、コットンTシャツと合われば、レザー本来が持つ温もりがより際立って見える。