「鉄道の日」に合わせ『長野駅開業130周年記念イベント』開催 JR東日本長野支社
2018年9月21日 21:35
10月14日は鉄道の日。JR東日本長野支社では、この日に合わせ、長野駅開業130年記念も兼ねてさまざまなイベントを開催する。熱烈な鉄道ファンに限らず、ファミリー層やビジネスマンまで、世代や性別を超えて誰にでも楽しめるコンテンツとなっている。
まずは『長野駅開業130周年記念「鉄道の日」フェア』の開催だ。10月13日10:00~15:00、長野駅を会場に催されるイベントで、善光寺口駅前広場、東口駅前広場、自由通路、駅構内など駅のあらゆるエリアで楽しめるようにしているのがポイント。自由通路では長野駅開業130周年記念写真展が開催されるほか、Nゲージ走行・展示、ミニミニ運転シミュレーション(14:30まで)に加え、駅社員作成による旧長野駅仏舎型駅舎ちぎり絵・メッセージなどが展示される。
善光寺口駅前広場では「お楽しみふれあいコーナー」として、昔懐かしい射的や輪投げ、水ヨーヨー釣りなどが楽しめる。
長野駅~長野総合車両センターでは211系入換車両体験乗車や、新幹線車両側面エンブレム(E2系あさま号)、新幹線パンタグラフ(E7系)、トロリ線、線路点検用レールスターなどが展示されるほか、東口駅前広場では踏切非常ボタン操作体験ができる。
イベントのオープニングセレモニーでは、地元の保育園児による歌の合唱や、中・高校生によるブラスバンド演奏、NAGANO Starions のチアリーディング、獅子舞が行われるなど、地域と連携したイベントも豊富だ。
10月13日から2019年3月24日までは、長野駅開業130周年を記念して歴代の長野駅舎が印刷された「記念入場券(硬券)」を数量限定で発売する。歴代長野駅舎がデザインされた長野駅入場券(大人)5枚1セット(記念台紙付)を700円で販売する。発売枚数は1,000 セットに限定し、郵送での受付、発売はしない。つまり長野駅でしか購入できないというのが、旅客者を動員するうまい仕組みとなっているのだ。
また、10月13日には、「駅弁祭り」も開催。長野駅に入線する列車の停車駅で販売されているものを集めたもので、長野駅と長野総合車両センターに特設販売コーナーを設け、10:30から開始。売切れ次第終了となる。
ネットで何でも手に入る時代、長野に、地方に足を伸ばさない限り手に入らないという特別感がイベントに足を運ばせる起爆剤になるのかもしれない。(記事:M_imai・記事一覧を見る)