米EVベンチャーLucid Motors、サウジアラビアから1000億円規模の投資確保

2018年9月21日 10:04

あるAnonymous Coward曰く、 西海岸系の電気自動車ベンチャーLucid Motorsが、後部座席天井までをカバーするガラス天井を特徴とするセダン型高級電気自動車「Lucid Air」を開発している(electrek)。同社がサウジアラビアから1000億円規模の投資を受けたという。

 すでに試作車で走行実験を繰り返しているが、資金難により発売が延期されていた。最新の計画ではアリゾナ州カサ・グランデに工場を建設し、2020年より納車するとする。

 純電気自動車は航続距離の短さ、価格の高さ、無理なコストダウンによる電池劣化が問題となってきたが、リチウムイオン電池の価格下落と自然なインフレによって、500km前後の長距離走行と15分程度での急速充電が可能な高級車が欧州自動車大手より次々に計画、発表されている。ベンチャー系EVの時代が終わりつつある中、Lucid Motorsは生産開始に漕ぎ着けることができるのだろうか。

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