小さなプレステ「プレイステーションクラシック」12月3日発売
2018年9月19日 21:54
初代プレイステーションの小型版が発売される。「プレイステーション クラシック」の名で、20タイトルを収録し、日本・北米・欧州で12月3日に数量限定発売することを、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が発表した。
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クラシックなゲーム機の復刻が続いている。任天堂はファミコンとスーパーファミコンの復刻版を出したし、セガからはメガドライブの復刻版の発売が発表されている。ただ、メガドライブ復刻版は発売延期が発表されており、それよりも先にプレイステーションクラシックの登場という形になったようだ。
初代プレイステーションは今から約24年前、1994年の12月3日に発売された。当時としては革新的であった3DCGの導入、ソフトの大容量化など、ゲーム業界の新時代の幕開けと言うべき出来事であった。
プレイステーションクラシックは、そのプレイステーション初代の初期型の外見、ボタン配置、コントローラ、外箱パッケージデザインをそのままに、縦横約45%に縮小し(体積で言うと80%ほど)、復刻される。ソフトウェアはオリジナルのようなCD-ROMによるものではなく、本体に20作品が内蔵される。
『R4 RIDGE RACER TYPE 4』(バンダイナムコエンターテインメント)、『JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』(SIE)、『鉄拳3』(バンダイナムコエンターテインメント)、『ファイナルファンタジーVII インターナショナル』(スクウェア・エニックス)、『ワイルドアームズ』(SIE)が現時点では発表されており、その他のタイトルがどういったものになるか、巷間の話題をさらっているというのが現状だ。
なお、外部ディスプレイへの接続規格はHDMI。給電はUSB接続でACアダプターに接続する形式。専用コントローラーは2つ同梱なので対戦プレイなども可能だ。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)