TechNetのユーザーコンテンツ機能、テクニカルサポート詐欺の宣伝に悪用

2018年9月15日 12:47

headless曰く、 MicrosoftがTechNetサイトで提供するユーザーコンテンツ公開機能がテクニカルサポート詐欺の宣伝に悪用されているらしい(発見者Cody Johnston氏のツイートNeowinZDNet)。

 悪用されているのは主にITプロフェショナル向けのスクリプトを公開できるTechNet Gallery(gallery.technet.microsoft.com)のようだ(日本語環境でTechNet Galleryを検索する場合、「英語の検索結果を含む」にチェックを入れる必要がある)。公開されているコンテンツはMicrosoftやMicrosoft以外の製品名と「Technical Support」「Customer Support」「Customer Service」「Phone Number」などの語句、電話番号が書き連ねられているだけのものだ。発見者のCody Johnston氏によれば、このようなページを3,000件以上確認したという。

 Johnston氏から通知を受けたMicrosoftはその日のうちに問題のページを削除したとのことだが、現在もTechNet Galleryの検索機能で「phone number」を検索すると1,800件以上ヒットする。最初の105件分を見た限り、すべてテクニカルサポート詐欺の宣伝とみられ、削除されたものはごく一部のようだ。

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