マザーズ指数は反発、こう着感強く個別物色にとどまる/マザーズ市況

2018年9月10日 16:35


*16:35JST マザーズ指数は反発、こう着感強く個別物色にとどまる
 本日のマザーズ指数は反発。米株安の流れから、前週末の終値を若干下回る水準で取引を開始。しかし、同じく売り先行で始まった日経平均が底堅さを見せ切り返すと、マザーズ指数もプラスに転じ、一時1021.15ptまで上昇。しかし、外部環境が引き続き不透明ななか、その後は終日こう着感の強い相場展開に。なお、売買代金は概算で763.75億円。騰落数は、値上がり153銘柄、値下がり95銘柄、変わらず10銘柄となった。
 売買代金上位では、フィンテックグローバル<8789>がトップにランクイン。北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ(18年11月9日開業)」に関してテナント発表(第2弾)をしたことで関心を集め後場に急騰。その他、直近IPOとして短期資金が向かったand factory<7035>、今期は営業損益が黒字転換する見通しと発表したメディアシーク<4824>などが大幅高となった。一方、投資信託運用会社のレオス・キャピタルワークスが新たに24万1600株保有したことが明らかになり先週末に20%超の上昇となったGA TECH<3491>は利食いに押された。また、メルカリ<4385>やフィルカンパニー<3267>なども大幅安に。《FA》

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