トヨタ、新型カローラのステーションワゴン「カローラ・ツーリングスポーツ」
2018年9月9日 16:02
欧州トヨタ(トヨタモーター・ヨーロッパ)の発表によると、10月にフランスで開催される120周年を迎える「パリモーターショー 2018」で新型カローラのステーションワゴンバージョン「カローラ・ツーリングスポーツ」(Toyota Corolla Touring Sports)をワールドプレミアする。「パリモーターショー 2018」は、10月2日プレスデー、10月4日から14日まで一般公開となる。
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発表によると、欧州市場で「オーリス」の車名を廃止、「カローラ」に統合。「カローラ・ツーリングスポーツ」が「オーリス・ツーリングスポーツ」の後継モデルとなる。
ツーリングスポーツは先般発売された5ドアHB「カローラ・スポーツ」のホイールベースをカローラ スポーツの2640mmから60mm延長の2700mmとしたワゴンバージョンとしたモデルだ。
欧州で開発が進められた、新型カローラ・ツーリングスポーツが搭載するパワーユニットは、1.2リッターターボエンジン(116HP)、そして1.8リッター(122HP)または2リッター(180HP)のハイブリッドシステムとなる。
カローラ・スポーツのサスペンションは、フロントがマクファーソンストラット式、リアがダブルウィッシュボーン式なのに対し、カローラ・ツーリングスポーツではリアに新開発のマルチリンク式を採用した。
また、TNGA(Toyota New Global Architecture)のGA-Cプラットフォーム採用によりエンジンの取り付け位置やシートのヒップポイントが低く、後席下にハイブリッドバッテリーを搭載して低重心が実現したという。
今回の「カローラ・ツーリングスポーツ」の発売で、最新のハイブリッド技術を搭載したカローラ・シリーズのラインアップが充実。残るセダンの発表が待ち遠しい。(編集担当:吉田恒)